ローズの香りをまとった生活で魅力がアップ アロマ協会調査

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2017.10.17

編集部

公益社団法人日本アロマ環境協会(東京都中央区)は、ローズ精油の香りをまとった生活を続けると第三者からの印象がアップすることをこのほど実験で確認した。

バラの花の香りには、ストレスを和らげたり、肌を整える作用があると伝えられ、古くから美容や健康のために活用されてきた。

今回の実験では、ローズ精油の香りをまとった生活を続けると、心身にどのような変化が現れるのかを検証する実験を行った。

<実験概要>
●対象:18歳~22歳の女子大学生18名
●精油:ローズオットー精油(水蒸気蒸留法)
●測定方法:対象者を2つのグループに分け、片方のグループはローズオットー精油を垂らしたシールを 襟元に付けて過ごす。もう片方のグループは、精油の代わりに水を垂らしたシールを付けて過ごす。一ヶ月後、第三者に実験前と後の顔写真(被験者全員分)をどちらかわからないように見せ、各項目に該当する写真を選択してもらう。
●評価項目:
・第三者(平均年齢18.6歳の学生男女20名)による印象評価
・本人の実感

実験の結果、水をつけて過ごしたグループでは、第三者による顔印象の評価について実験前後に差が見られなかったのに対し、ローズオットー精油をまとって過ごしたグループについては実験後が良いと答えた割合が高くなった。

また、ローズオットー精油をまとって過ごしたグループは、被験者本人の実感としての肌の潤い、ハリもアップした。

全体的な顔印象のほか、「美しさ」や「優しさ」「セクシー」「話したい」など13の項目についても第三者の評価を行った。その結果、全ての項目においてローズオットー精油を付けていたグループの実験後の評価が高くなった。

ローズオットー精油をまとって過ごしたグループの被験者本人の内面的な実感においても、実験後は人のために行動したり、相手が喜ぶことを第一に考えたりする気持ちが高まることが確認された。

このような結果から、ローズの香りをまとった生活を続けると、第三者による評価と本人の実感において、心身ともに肯定的な影響がある事が裏付けられた。

参考リンク
日本アロマ環境協会

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