日本コスメ協会が新資格制度、今年11月から検定開始
2013.06.27
編集部
美容分野における質の高い人材の確保・育成、また一般消費者に正しい美容知識を啓発するために、一般社団法人日本コスメティック協会(東京都中央区)は検定試験制度を導入する。検定で取得できる資格は一般消費者向けの「コスメマイスター」、職域従事者向けの「スキンケアマイスター」の2種類。化粧品・スキンケアについて総合的な知識を獲得することを目的とし、それぞれ知識レベルに応じて細かく資格区分(=表)を設けた。教本やテキストも発行するほか、セミナー・講習による学習サポートも予定している。
初のコスメマイスター検定は今年11月に実施、追って来年4月にスキンケアマイスター検定を行う。コスメマイスター・ライトはWEB受験の検定で、随時スタートする。
7月初旬には、Q&A形式のテキストを発行、8月にはコスメマイスター・ライト、コスメマイスターの検定試験告知と申し込み受付を開始する。
「コスメマイスター」は、化粧品使用者にとって、より身近な資格制度となることを目指し、化粧品の検定を一般消費者および関連職域向けに実施される。「スキンケアマイスター」は、化粧品・美容関連職域従事者を対象に化粧品・美容と健康に関する総合検定を実施するもので、1~3級まで知識レベルに応じた資格区分を設けている。