ソーシャルメディアはダイエットを成功させるキーとなるかもしれないという調査報告が11月28日、カリフォルニア大学アーバイン校からプレスリリースされた。調査の詳細は「Journal of Interactive Marketing」オンラインに掲載された。

同校Paul Merage School of Businessのマーケティング担当副所長Tonya Williams Bradford氏らは、今回の研究で「個人が達成目標を公表することで、目標を達成する可能性が上がることを発見した」という。この研究は、4年間にわたり外科手術および非外科手術による2つの減量介入グループを追跡したもの。両方の減量グループのメンバーは、プログラムの一環として、ObesityHelp.comやWeightWatchers.comなどの仮想減量サポートコミュニティを利用していた。

同氏は「ソーシャルメディアのバーチャルサポートコミュニティで成功と失敗を共有することにより、人々はよりよい成果を上げていることがわかった。これは、目標達成前と後の画像を他のコミュニティメンバーとオンラインで共有することができる、減量などの目標に特に適している」と述べている。