シーボン、中国浙江省に進出、1月にエステ店オープン
2017.12.22
編集部
株式会社シーボン(神奈川県川崎市)は、中国浙江省寧波(セッコウショウニンポー)市に海外初出店となる「C’BON倩朋国際沙龍」を2018 年1月にグランドオープンする。
美容に関心が高い富裕層をターゲットにして、アフターサービスのメインであるオリジナル「東洋式美顔 マッサージ」を取り入れたフェイシャルケアやボディのトリートメントメニューを有料で提供。自社工場 で生産した「Made in Japan」の化粧品を取り扱い、日本品質のサービス展開を行う。技術指導については、日本全国約1000名のフェイシャリストから選抜した3名(1名は美容トレーナー経験者、他2名は店舗責任者)のグローバルフェイシャリストを派遣し、シーボンの理念や美容法及び 技術を伝授する。
同社が中国に進出したのは、日本ブランドへの信頼度が高くなってきている中で「モノ」の品質だけでなく「コト」へのクオリティの高さが求められる傾向にある。この変化によって同社独自のビジネスモデルである「化粧品」(モノ)+アフターサービス「コト」が中国でも十分に発揮できる時代になったと判断。
そこで1号店出店を皮切りに中国主要都市において化粧品の販売に留まらず上質なサービスを提供することで、シーボンブランドの認知度向上と顧客獲得を目指すことにした。
運営は、現地特約店が行う。同社は、中国で特約店契約によるサロン展開をスタートするため、2017年に中国・上海市に100%子会社「倩朋(上海) 化粧品有限公司」を設立した。今後、中国でのエステビジネスに力を入れ、アジアでの出店に拍車をかける方針。