森下仁丹、ザクロエキスに抗糖化成分と長寿成分発見

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2013.07.4

編集部

森下仁丹は、同社の機能性食品素材「ザクロエキス」中の成分「プニカリン」、「プニカラジン」に抗糖化作用と長寿遺伝子活性化作用があることを突き止めた。また、世界で初めてザクロエキス中に、新たな抗糖化成分「ポメラグラニインA」、「ポメグラニインB」が存在することを発見した。抗糖化、長寿遺伝子とも、アンチエイジング研究で注目されている分野であり、今回の発見は同社の商品開発に弾みをつけることになりそうだ。

ザクロエキスに抗糖化成分今回の発見は、岡山大学と九州大学との共同研究で明らかになった。プニカリン、プニカラジン、ポメラグラニインA、ポメグラニインBは、とても強い抗糖化作用を持っていることが判明。またプニカリン、プニカラジンには、長寿遺伝子活性化成分として有名な「レスベラトロール」と同等以上の活性化作用(=図)を持つことが明らかとなった。

抗糖化とは、人体の中で、糖とたんぱく質(コラーゲンなど)が反応してできる最終糖化産物をできないようにする作用のこと。近年の研究で、肌老化(特に、シワ、ハリの低下、黄ばみ)などは、この糖化が原因の一つと言われている。また長寿遺伝子とは、カロリー制限などで活性化される遺伝子で、この遺伝子が活性化されると、様々な疾患の改善に繋がることが判明している。

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