アデランス/くらた医院、LEDによるAGA治療法の考え方を発表

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2018.06.20

編集部

第106回日本美容外科学会(5月16日~17 日開催)において、トータルヘアソリューションを標榜する株式会社アデランス(東京都新宿区)スポンサーによるイブニングセミナーが共催され、別府ガーデンヒルクリニック くらた医院 院長でアデランスメディカルアドバイザーでもある倉田荘太郎氏が、LEDなどを使用した男性型脱毛症(AGA)治療法について講演した。

演題は、「低出力レーザーとLEDによるAGA治療法の考え方〜改定版AGA診療ガイドラインの解説と理想的な機器開発を目指して〜」。

今年1月に「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」の改定版(2017年版)が発表された。今回の改定では、旧ガイドラインになかった低出力レーザー(LLLT)と赤色LEDによる効果が評価された。

実際、この数年でLLLTと赤色LEDについて科学的に信頼できる発表は相次いでおり、これらの治療機器のAGA治療への可能性は大きく高まっている。また、赤色LEDの中で適切な条件で使用すれば、育毛に関連する細胞増殖因子を毛乳頭より誘導することは可能とされる。

そこで今回、培養毛乳頭細胞を用いて、さらに効率よく細胞増殖因子を誘導できるLEDを入手したので、培養毛乳頭細胞に対するHGF・IGF-I・KGF・Leptin・VEGF-αのmRNA量の測定、VEGF・KGF・Leptinの蛋白濃度のELISAによる測定結果を報告した。

このLEDを用いて、過去の赤色狭帯域LEDを用いたAGA治療機器の開発経験から、さらに有効で使用しやすい機器の開発を試みたので、その開発の過程と治療の可能性を紹介した。

参考リンク
株式会社アデランス

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