アルビオン、仏コディフと連携しヨモギエキス配合製品を開発
2018.06.21
編集部
株式会社アルビオン(東京中央区)は21日、フランスの化粧品原料メーカー、コディフインターナショナルSASと連携協定を締結したと発表した。これにより、アルビオンの白神研究所で栽培したヨモギをコディフの独自技術で原料化し、より美肌効果に優れた2種類のヨモギエキスの抽出が可能となった。
これまでの白神産のカワラヨモギエキスとヤマヨモギエキスは、化粧品専門店ブランド『イグニス』のスキンケア『ネイチャー』アイテム9品に配合しているが、今回のコディフ抽出のカワラヨモギエキスとヤマヨモギエキスは、『ネイチャー』アイテムからエイジングケアに特化した商品として乳液と化粧水の2品に配合し、11月に発売する予定。
両社の関係は、2012年にコディフから原料紹介を受けたことがきっかけ。原料提供を通じて両社間の関係を構築していくなかで、アルビオンが白神研究所の圃場で原料となる植物を栽培し商品化していることに興味を持ったコディフが、白神産のヤマヨモギとカワラヨモギを、オリジナル技術を用いて独自に原料化することを提案した。
これにより、美肌効果に優れた高品質の成分の抽出が可能となったことに加え、コディフが生態系を保護しながら、生物の多様性を尊重した研究開発を行っていることなど、研究に対する考え方に共通点が多いことなどから、2014年より本格的にアルビオンとの共同研究がスタートした。
- 参考リンク
- 株式会社アルビオン