【連載】大手化粧品会社の研究(87)ナガセビューティケアの会社研究 ~会員制フィットネスをタニタとコラボ、4月オープン~(下)
2019.04.9
編集部
ナガセビューティケァは、女性専用サーキットトレーニング・スタジオを展開するタニタフィッツミーと女性向けの会員制フィットネス&美容サロン「TANITA×NAGASE イキイキプラザ」(写真、静岡県湖西市)を協働で開設その核店舗となる「タニタフィッツミー湖西店」を4月19日にオープンする。タニタフィッツミーは、2007年設立。業務内容は、女性向け小型フイットネスクラブのフランチャイズチェーンを展開。社員数は、約42名。
同社のサーキットトレーニングは、仕事帰りや買い物のついでに気軽に利用できる30分間フィットネス。「足を鍛える運動の次は胸を鍛える運動」といったように、異なる種目や種類の運動を順番に行う運動のこと。初心者でも続けやすく手軽に運動習慣を身につけることができ、生活習慣病をはじめ、美しいから減量に無理なく取り組める。その中でもタニタフィッツミーでは、油圧マシントレーニングとボードエクササイズを交互に組みあわせる事で、短時間で様々な効果が出るように考えられた運動。
油圧マシンは、胸と背中・腿の前と後ろなどひとつのマシンで複数の筋肉を同時に鍛えることができる。また、油圧マシンは、筋肉痛がおこりにくいため安全にトレーニングが行えるという特徴がある。
核店舗となる「タニタフィッツミー湖西店」には、ナガセビューティケァの肌分析機器「NAGASEスキンアナライザー」や毛細血管観察器「血管美人」などの美容計測機器を導入。同時に「健康美容アドバイザー」等を配置し、タニタの運動プログラムや体組成計での計測データとあわせて美容と健康づくりの両面からアドバイスを実施するなど、サービス面を充実させていく方針。
「美と健康を創造する」という両社の事業コンセプトがマッチして今度のコラボレーションが実現した。
ナガセビューティケァは、イットネスクラブの会員向けに自社の化粧品、健康食品等を販売し拡販につなげる。