国内の薬膳市場に関する調査報告書を刊行
2016.06.28
編集部
株式会社美容経済新聞社(東京都港区)はこのほど、国内で薬膳に関わる人・企業・団体などの情報を網羅した業界初の調査報告書「薬膳市場データブック2016 国内薬膳市場に関する調査概況」を取りまとめた。
全国で活躍する70名の薬膳研究家をはじめ、薬膳関連団体および教育機関、薬膳に携わる病院・企業・農業関連・地方公共団体のプロフィールや活動情報を一挙に掲載。この他、薬膳関連の資格、Webサイト、書籍、薬用植物園、食薬区分に関する情報などを収録しており、本書1冊で薬膳全体が俯瞰できる内容となっている。
本書は、平成27年(2015年)9月から同28年(2016年)5月に実施した「国内薬膳市場に関するマーケット調査」の成果を取りまとめたもの。
全国各地で活躍する薬膳研究家や薬膳関連団体、薬膳料理を提供する企業・病院をはじめ、生薬を栽培する農業関係者や地方公共団体などの活動情報を詳しく掲載。「これから薬膳ビジネスをはじめたいがどこに連絡をしていいかわからない」「薬膳業界の全体像を把握したい」「薬膳に関わっている人・団体・企業などと横のつながりをつくりたい」などなど様々なニーズに応えることができるよう構成されている。
第1章~第3章の監修に中医営養・薬膳学研究会代表の梁蓓(りょうぺい)氏を迎え、薬膳の歴史・文化、薬膳によく使う生薬(中薬)、中医営養学・中医薬膳学の理論解説を盛り込み、薬膳の基礎知識を学ぶことができるようになっている。
また、第一線で活躍する薬膳研究家3氏のインタビュー記事を掲載。薬膳の普及にかける熱い思いを感じ取ることができる。さらに、香港の薬膳事情をレポートした取材記事を特別収録した他、生薬を医薬品の『漢方』だけではなく、食品や美容など様々な分野に裾野を広げる“漢方産業化”に関する情報を掲載するなど、豊富な内容の1冊となっている。
- 参考リンク
- 「薬膳市場データブック2016」(購入サイト)