美粧ケミカル、薬用化粧品のOEM事業を展開
2018.09.12
編集部
基礎化粧品のOEM開発・製造を手掛ける株式会社美粧ケミカル(大阪府大阪市)は、第4回アンチエイジング ジャパン2018(9月10日~12日開催)において、自社の薬用化粧品(医薬部外品)のOEM事業について紹介した。
角質は、外部ストレスから肌を守り、肌内部の潤いを保つ「バリア機能」を担っている。この角質を健やかに保つことで、肌荒れなどの肌トラブルを未然に防ぎ、ざらつきのない肌へと導く。また、肌の内部から潤うことで、ふっくらとした印象の肌に整える。
同社では角質を強化する原料を選び抜き、「ふれてほしい」と自信を持てる肌へ導く化粧品を開発している。
また、肌は、紫外線やエアコンの乾燥など外部ストレスに常にさらされており、肌荒れした部分で乱れた角質が形成されると、角質の隙間から外的刺激が侵入し、肌荒れをさらに悪化させてしまう「肌荒れスパイラル」に陥ってしまう。
そのため、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムの2つの有効成分により、ストレスによる肌荒れなどの肌トラブルの原因を取り除く。同社では、美しい角質形成をサポートする天然由来原料「ノニ果汁」「オリーブ葉エキス」「ゼニアオイエキス」「甘草葉エキス」などを採用。また、肌の内側から潤い因子を増強する潤いサポート成分を配合している。
さらに、同社は水にこだわり、スキンケア製品に占める水の割合は70%以上を占める。具体的には、化粧品の大部分を占める水を2種類の美肌温泉水に置き換えた。これにより、古い角質をはがれやすくするソフトピーリング効果が期待できる上、ミネラルによる肌の新陳代謝を高めて、滑らかな肌触りへ導く。
同社の薬用化粧品は「美白」「抗肌荒れ」の2つのカテゴリーに対応。精製水無添加、厳選した植物エキスにより、完全オリジナル処方を提供することができるとしている。
- 参考リンク
- 株式会社美粧ケミカル