アメリカ人は体重を気にするが肥満と健康の関連は理解していない

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2019.02.6

国際部

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、アメリカ人の約40%、9300万人が肥満であり、深刻な事態となっている。しかし、ほとんどのアメリカ人は自分のBMIを把握しておらず、肥満が心臓疾患の原因となることを理解していないという調査結果が131日、Cleveland Clinicからプレスリリースされた。Cleveland Clinicは米国オハイオ州にある医療機関で「US NewsWorld Report」の調査では、心臓病学と心臓外科の分野で24年連続国内第1位の病院にランクされている。

今回の調査によれば、アメリカ人のほぼ5分の118%)が自分の食事は心臓の健康と関係がないと考えており、地中海式食事が心臓の健康にとって最も健康であると知っているのはわずか14%だった。また、半数近く(46%)が、人工甘味料は減量を促進しないことを示す研究結果が多く出されているにもかかわらず、人工甘味料が健康的な減量方法であると考えていた。「ほとんどのアメリカ人は、太り過ぎや肥満は健康に良くないことを抽象的に理解しているが、脳卒中、がん、冠状動脈疾患などの主な死因に体重の増加が影響をしていることを理解していないようだ」と、同クリニック循環器内科部部長Steven Nissen医師は述べている。また、調査に当たった研究者らは、健康のために何を食べたらよいのかがわかってないことが問題の一つだと考えている。

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