世界の洗顔料市場は2023年までに92億ドルに成長予測
2019.04.23
国際部
世界の洗顔料市場は、2023年までに推定92億ドルに達し、2018年から2023年まで4.7%の 年平均成長率(CAGR)で成長するという予測をグローバルリサーチ会社 Research And Marketsは、12日、発表した。洗顔料市場の将来はパーソナルケア市場の中でも有望で、主な成長要因として働く女性の増加、 可処分所得の増加、世界の気候条件の変化があげられている。
同リサーチ会社がリリースしたレポート「Facial Cleanser Market Report: Trends, Forecast and Competitive Analysis」の中で、世界の洗顔料の市場規模、傾向および予測分析、セグメンテーション分析、地域別分析、今後の戦略的分析などを報告。
報告書は、スキンケアに対する顧客の意識が高まっていることから、個人消費者の洗顔料使用は依然として最大のセグメントであると予測している。商業用途セグメントは、専門サロンやパーラーの増加により予測期間中に最高の成長を遂げると見込まれる。
洗顔料の種類の中でフォームタイプが最大のセグメントであり続け、優れたクレンジング性と保湿特性のために予測期間中の最高の成長が予想される。
地域別分析では、アジア太平洋地域は最大の市場地域であり続け、同地域での 人口の増加、働く女性の増加、可処分所得の増加により予測期間中に最も市場拡大が予測される。