コタ、ミルボン、ノエビアホールディングスの業績
2019.08.5
編集部
〇コタ、過去最高の増収増益
コタ株式会社(京都府久世郡)の2019年3月期業績〈非連結〉は、美容室でのカウンセリングやビジネスモデル「旬報店システム」を中軸としたコンサルが奏功し売上高、営業利益とも増収増益と過去最高を記録した。
2020年3月期については、独自のビジネスモデルを通じて取引先美容室の業績向上に取り組む。これにより売上高73億円、営業利益12億3800万円と減益を予想。
〇ミルボン、プレミアムブランドが好調
株式会社ミルボン(東京都中央区)は、2018年12月期(連結)から決算期を12月20日から12月31日に変更。また、9月30日を決算期としていた連結子会社の決算期を12月31日に変更した。こうした中、ヘアケア用剤部門の「オージュア」が伸長した一方、グローバル市場向け「ミルボン」も窓口づくりが順調に進むなどプレミアムブランドが好調に推移した。また、染毛剤部門は、昨年2月に発売したファッションカラー「オルディーブアディクシー」が中国を中心に東アジア地域で順調に推移。この結果、売上高は351億円8500万円、営業利益62億6000万円となった。
2019年12月期については、売上高366億円(前期比8.0%増)、営業利益68億円(前期比9.3%増)を見込む。
〇ノエビアホールディングス、美容液、高級化粧品が好調
株式会社ノエビアホールディングス(兵庫県神戸市)の2018年9月期売上高は、前期比6.2%増の578億2800万円、営業利益同13.6%増の113億4300万円と増収増益となった。このうち、売上構成の約73.7%を占める化粧品事業の売り上げは、カウンセリング化粧品が新商品の美容液、高級化粧品が伸長。
また、セルフ化粧品がメイク、基礎化粧品の伸長が支えとなった。2019年9月期の業績は、売上高505億円、営業利益117億円を見込む。
- 参考リンク
- コタ株式会社
- 株式会社ミルボン
- 株式会社ノエビアホールディングス