リラクゼーションコンテスト グランプリは山田温子さん

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2019.10.18

編集部

一般社団法人日本リラクゼーション業協会(東京都新宿区)は、17日、ヒューリックホール東京にて、『Relaxation Contest JAPAN 2019』を開催した。

同コンテストは、セラピスト個人の接遇スキルを競う「セラピストの部」と、スペース(店舗)代表3名が1組となりプレゼンテーションを競う「スペースの部」と2つの部門で構成。

前半の「セラピストの部」には、8名のファイナリストが出場。「愛されるセラピスト~Make Your Smile~」をテーマに、6分間の【接遇ロールプレイング】と1分30秒の【想いのスピーチ】を披露した。

6回目の今回は、これまでと違い「店頭で入店を悩んでいるお客様への声掛け」からスタート。競技直前に知らされるというお客様設定も「父親と一緒に来店した、少し口下手な経理職 24歳女性“目の疲れ”が悩み」など、かなり細かな設定で、実際のサロンでの対応力・接遇力が試される。

後半の「スペースの部」では、「愛されるスペース~100万円で叶える より魅力的なお店づくり~」をテーマに、4分間のプレゼンテーションと、審査員との質疑応答にて審査。プレゼンでは「サロンのコンセプト“プロバンス”を際立たせるため、スタッフ全員がフランスまで視察に行く」、「お客様とバス旅行を企画し、車中でリフレクソロジーをレッスンする」など、斬新なアイデアが披露された。

厳選なる審査の結果、見事グランプリを獲得したのは
●セラピストの部 「Re.Ra.Ku 西武新宿ぺぺ店 山田温子さん」
●スペースの部 「Re.Ra.Kuユーカリプラザ店」

セラピストの部 グランプリの山田さんは、「店内の見学だけもできますよ」と、初来店のお客様の緊張を解きながら、施術内容や悩みを緩和するメニューの提案など流れがスムーズで、明るく爽やかな接遇が高く評価された。

一方、スペースの部 グランプリの「Re.Ra.Kuユーカリプラザ店」は、“3世代に愛されるスペース”をテーマに、シニア層のために手摺りを設置する、子供連れのために個室のキッズスペースを作るなど、お客様のみならず社会・業界全体にも貢献できる内容に加え、男性が“子育てママ”を演じるなどの笑いを交えたプレゼンテーション力と演技力が絶賛された。

また今回は、2020年に公開される映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」から、主演の松井愛莉さん、八木将康(劇団EXILE)さん、篠原哲雄監督を招いたスペシャルトークショーを開催。「癒しのこころみ」は、エンターテインメントの力で“セラピストを目指す方が増えて欲しい”との思いから、協会が企画。松井さん演じるOLから転職した新米セラピストが、セラピストとして・人として成長していく姿を描く。

トークショーの中で、松井さんの技術力について聞かれると八木さんは「正直、最初は全く気持ちよくなかった」と暴露。しかし、撮影を重ねるうちに役柄と同じく施術の腕も上がっていったという。
映画は、2020年夏、全国公開予定。

参考リンク
●一般社団法人日本リラクゼーション業協会
●映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」公式サイト

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