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マンダム、「くるみんマーク」を取得 ~今年度、における対象となる男性社員の育児休業取得率(見込み)が40%に~

株式会社マンダム(大阪府大阪市)は、男女社員に対し育児休業取得を推進しており、その結果、女性社員についてはほぼ 100%の取得率で、女性が出産・育児を経て働き続けられる環境が整ってきた。この活動に対し、2019 年 2 月に厚生労働省より「次世代育成支援対策推進法」に基づく「子育てサポート企業」として認定され、「くるみんマーク」を取得した。

さらに同社は男性社員が育児休業を取得しやすい環境づくりに取り組み、2019 年度の対象となる男性社員の育児休業取得率(見込み)が 40%となった。

昨年実施した社内アンケートで、男性の育児休業取得には男女合わせて7 割以上が応援する姿勢であり、男性社員自身も「自分が対象者になれば育児休業を取得したい」と考えている人が約8 割であることがわかった。
一方で、育児休業を「取得したくない・取得したいができない」と回答した人は、その理由として「チームに迷惑がかかる(64%)」「取得できる風土が醸成されていない(35%)」「育児休業中の経済的負担(31%)」「職場を離れることで昇給・昇格に不利益があるかもしれない(30%)」などが挙げられた。

そこで2019 年 4 月より男性社員の育児休業取得促進のため、以下2つの取り組みを始めた。
①会社として最低 1 週間の育児休業取得を推奨する旨を社内で周知し、期間中5日分までを失効年休積立制度で積み立てた自身の年休を使用し、給与補填を行うことが可能とする
②配偶者の妊娠を機に対象の男性社員・対象者の上司・人事部での3者面談を義務化して、育児休業についての本人の希望と業務状況を確認し、育児休業を取得した際の具体的なイメージを共有する

これにより、育児休業に伴って職場を離れることへの本人の不安と経済的負担の軽減を図るとともに、上司や周囲への理解と協力を促し、男性社員が育児休業を取得しやすい風土醸成を目指す。

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