転ばぬ先のインターネット集客第5回 成功した個人サロンはSNSを利用している?(2/2)
2013.09.10
admin
『コラム』成功した個人サロンはSNSを利用している?(2/2)
今回は、SNSについて具体的な取り組みについてご説明していきます。
私が集客に有効だと考えるSNSはLINEとフェイスブックとツイッターになります。
ご存じの方もいるかもしれませんが、LINEの広告は予算規模が数百万から数千万円必要となり、マスメディア並みの金額ですので、大手サロンさんでないととても使うことができません。
そのため、フェイスブックとツイッターを使うのが一般的です。
それではフェイスブックとツイッターそれぞれの特徴を説明します。
フェイスブックとは?
Facebookは、世界最大のSNSで、2013年現在の日本での推定ユーザー数は1378万人となっています。また、フェイスブックは友人同士のコミュニケーションツールだけではなく、ビジネスや就活でも使われているSNSです。
ツイッターとは?
Twitterは、2006年7月に開始されたサービスで1投稿最大140文字で「いま何してる?」をテーマに、多数のユーザーと交流するSNSです。投稿のことを「つぶやき」「ツイート」と呼んでおり、文字だけでなく、画像や動画なども投稿することができます。リアルタイムなやり取りができることで、情報発信の手段になっています。
この2大SNSを使って、エステサロンへ集客するにはどのように活用すればよいのでしょうか?
『フェイスブック=リピーターの囲い込み』
⇒知り合いとのやり取りを前提としているので、既存顧客のロイヤルユーザー化ができます。また知り合いの知り合い経由で紹介を得ることができます。
『ツイッター=新規顧客の獲得』
⇒情報を発信することが前提となりますので、内容次第で新規の顧客を囲い込むことができます。最近話題の飲食店やコンビニでの冷蔵庫事件はこういった情報発信から発覚しています。
サロン売上を上げるためには 稼働率(施術数)×単価(施術金額)となるので、ツイッターで新規を獲得し、フェイスブックでリピーターをロイヤルユーザー化させることがポイントとなります。
SNSの具体的な活用について?
>>まずは、宣伝はしないと決めて、SNSはターゲットとなる層の方と信頼関係を築くものと意識して>>ください。(前回を参照)
サロンが一方的に情報発信をしても、ユーザーはそれを有益な情報と思わないため、他人に教えようとはせず、全く広まらないのです。つまり有益な情報を提供するためには、サロンやあなたを信頼してもらう必要があります。
そのためには、サロンの雰囲気やスタッフの人間性、日常を切り取り公開することで共感性が生まれ、共感が生まれたところに信頼されている方からの商品の紹介や新しい効果の出そうな施術の紹介がきたらやってみたくなるのではないでしょうか?
私のフェイスブックには営業で知り合ったサロンのオーナー様や美容クリニックの院長先生が多いのですが、みなさん宣伝ではなくプライベートなことを書かれています。
そのコメントを拝見させていただきますと、お客さまからのコメントが多く活発なコミュニケーションがされていると感心しております。
サロンだから美についての話だけと思いがちかもしれませんが、サロンが宣伝ではない情報を発信するネタをご案内します。
1.スタッフ写真を掲載しよう。
スタッフの誕生日会の写真や女子会の写真などはサロンの雰囲気が伝わるので非常に効果的です。
2.今日の出来事の写真を掲載
カフェでの写真やペットとの写真、日常などの写真などを掲載するとオーナーの人となりが伝わります。掲載ネタを作ることは労力がかかりますので、1回のネタを使いまわしできるようにすると運用が楽になります。女性では子供、動物、きれいな風景は共感を得やすいものになります。
3.今日の名言
有名な人の名言をネタにされている方も多いです。名言だけの言葉だけでは共感を得にくいのでイメージ写真と一緒に投稿することで共感が得やすいものになります。
最初は直接営業に繋がらないので、自己満足に感じるかもしれませんが、継続することが信頼関係の構築につながりますので、まずはやってみるといった姿勢が必要です。
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