思春期女子の体組成に乳製品が効果

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2020.07.3

国際部

体重管理プログラムを受けている思春期女子の乳製品摂取の増加は体重と体組成を改善する効果があるという研究結果が629日、「Pediatric obesity」オンラインに掲載された。

今回の研究では、運動トレーニングと食事指導の組み合わせによるライフスタイル修正プログラムの一環としての乳製品消費の増加が、過体重/肥満の思春期女子の好ましい体組成変化を促進するかどうかを検討した。対象は54人(年齢:14.8±2.2歳、BMIパーセンタイル:95th±6)の思春期女子とし、乳製品を推奨量摂取するグループ、乳製品摂取量が少ないグループ、対照として介入なしのグループの3つの試験グループに割り当てた。乳製品の推奨量および低摂取量のグループは週3回の運動および栄養カウンセリング(12週間のライフタイム修正プログラム)を受けた。

その結果、どのグループでも体重に有意な変化はなかった。乳製品推奨量グループは他のグループより脂肪量が有意に減少し、除脂肪量が増加していた。乳製品低摂取量グループは、対照グループよりも脂肪量の有意減少、除脂肪量増加がみられた。

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