更年期障害に関するグローバル調査で46%の女性が準備不足
2020.08.12
国際部
エイボン・プロダクツは、新しい研究から世界中の女性が更年期障害に関して準備ができておらず、知識も少ないという調査結果を7月28日、発表した。調査対象者の46%の女性は更年期障害への準備ができていないと感じており、44%が、症状が出るまで周閉経期に気づかなかったという実態を明らかにした。
同社は、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、インド、イギリス、ポーランド、ロシアの7カ国で45歳から65歳の女性707人を対象に閉経についての意識調査を実施した。調査結果に基づきレポート「Menopause TLI. Too Little Information (閉経期TLI 少なすぎる情報)」が公表された。更年期障害への準備不足についてはイギリスの女性ではさらに高く、53%が更年期障害の症状が出始めて驚いたと回答している。
周閉経期中の精神状態については、全体の44%が不安を感じた/感じていると回答した。不安を感じているのは、ポーランドの女性の半分以上(56%)、インドの女性のほぼ4分の3(71%)に達している。
レポートは、女性が更年期障害について議論することにまだ消極的であることも明らかにした。 女性の4分の1(23%)は、更年期障害についてパートナーと話し合うのに不快/非常に不快に感じており、22%が同世代の友人と話し合うのに不快/非常に不快だと感じているという結果だった。