世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

更年期障害に関するグローバル調査で46%の女性が準備不足

エイボン・プロダクツは、新しい研究から世界中の女性が更年期障害に関して準備ができておらず、知識も少ないという調査結果を7月28日、発表した。調査対象者の46%の女性は更年期障害への準備ができていないと感じており、44%が、症状が出るまで周閉経期に気づかなかったという実態を明らかにした。

同社は、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、インド、イギリス、ポーランド、ロシアの7カ国で45歳から65歳の女性707人を対象に閉経についての意識調査を実施した。調査結果に基づきレポート「Menopause TLI. Too Little Information (閉経期TLI 少なすぎる情報)」が公表された。更年期障害への準備不足についてはイギリスの女性ではさらに高く、53%が更年期障害の症状が出始めて驚いたと回答している。

周閉経期中の精神状態については、全体の44%が不安を感じた/感じていると回答した。不安を感じているのは、ポーランドの女性の半分以上(56%)、インドの女性のほぼ4分の3(71%)に達している。

レポートは、女性が更年期障害について議論することにまだ消極的であることも明らかにした。 女性の4分の1(23%)は、更年期障害についてパートナーと話し合うのに不快/非常に不快に感じており、22%が同世代の友人と話し合うのに不快/非常に不快だと感じているという結果だった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP