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マスク習慣による口腔衛生意識への影響

マスクをする生活を続けることによる口腔衛生や歯科医療への影響を検討した論文が4月1日、「Journal of clinical and experimental dentistry」オンラインに掲載された。

研究への参加者1346人は、Webベースの調査に回答し、記述統計そして同時二乗試験および回帰分析で回答を分析した。

その結果、マスクを使用することで口腔衛生への関心は失われ、歯磨きの頻度は大幅に減少した。口臭が有意に増加したと報告された参加者では、歯磨きの頻度減少と関連していた。参加者の最大の不満は歯の色と歯並びだった。歯ぎしりの有病率は大幅に増加した。全体として94.1%の参加者はマスクを使用しても歯科医療は重要であり、84.2%は通常の定期的な歯科医療を維持していると考えていた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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