コロナ禍と女性の美容ケア習慣の変化
2021.08.18
国際部
新型コロナのパンデミックで女性の美容ケア習慣がどのように変化したのかを調査した結果が8月12日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。
オンラインのGoogleアンケートに回答した女性の学部医学生218人を対象としたオンライン研究を実施。回答は統計ソフトのSPSSを用いて解析した。回答者の平均年齢は21.56±1.95歳だった。
その結果、回答者の66.0%は、パンデミックの間、以前のように皮膚、髪、爪の美容ケアを行っていなかった。この美容習慣の変化について、68.8%が心地よくない、31.2%が中立であるのに対し、心地よいと回答した人は誰もいなかった。ネイルケアの変化が一番大きかった(64.2%)。コロナ前のように美容ケアを行っていないすべての回答者のうち、50.0%が自己満足感を失い、43.8%が過敏症の増加を報告した。