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脱毛症への低レベル光/レーザー治療は安全で有効

脱毛症に対する低レベル光/レーザー治療の有効性を検討した結果が9月21日、「Facial Plastic Surgery & Aesthetic Medicine」オンラインに掲載された。

低レベル光/レーザー治療による男性型脱毛症および/または女性型脱毛症治療に関する文献をPubMed、MEDLINE、Embase、PreMEDLINE、Ebase、Clinicaltrials.gov、Scopusデータベース、およびCochraneデータベースの多段階検索を通して特定。無作為化比較試験の解析を通じて、男性型脱毛症および女性型脱毛症で報告された低レベル光/レーザー治療の有効性を任意の対照と比較した。最初に特定された298件の文献のうち、男性型脱毛症と女性型脱毛症に焦点を当てた136件の文献を選択し、さらに低レベル光/レーザー治療のみに焦点を当てた36件の文献を選択した。36件のうち23件が臨床試験、13件が系統的レビューだった。系統的レビューは除外し、さらに無作為化比較試験を選択したため7件が解析対象となった。

その結果、解析対象および選択されたすべての文献は副作用のない男性型脱毛症および/または女性型脱毛症治療に対する低レベル光/レーザー治療による副作用のない、正の効果があったことを報告していた。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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