世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

非医師による皮膚レーザー手術で訴訟ケース多い

米国で2012年から2020年までのオンライン全国法務データベースを検索し、皮膚レーザー手術における傷害と訴訟の原因を調査した結果が1月5日、「Dermatologic Surgery」オンラインに掲載された。

その結果、皮膚レーザー手術による69件の賠償請求が確認された。このうち49件(71%)は非医師によるオペレーションに関連していた。6例(9%)は形成外科医のオペレーションと、2例(3%)は皮膚科医のオペレーションと関連していました。治療種目ではレーザー脱毛関連の訴訟が最も多く(44例、64%)、次に皮膚の若返り(20例、30%)が続いた。 69件中36件で結果が確認でき、原告に有利な判決が出たのは53%、平均補償額は32万975ドルだった。1985年から2012年までデータを基にした同様の調査でも非医師のオペレーションによる傷害発生と訴訟が多いという結果が示されており、全体的な傾向は変わらないことがわかった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP