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小児ニキビにトリファロテン0.005%クリームが有効

小児期尋常性ざ瘡(ニキビ)へのトリファロテン0.005%クリームの安全性と有効性を検討した第3相試験の結果が6月1日、「Journal of Drugs in Dermatology」オンラインに掲載された。

小児および若年成人で一般的な尋常性ざ瘡に対するケアを提供する臨床医に、日常診療でニキビを評価および管理するための行動計画を立てることが重要である。今回の研究は、2つの大規模な第3相ピボタル試験の12~17歳の被験者のサブグループにおける事後分析で、トリファロテン0.005%クリームの有効性、安全性、および忍容性を検討した。

その結果、トリファロテンは、中等度のニキビのある小児患者の顔と体幹の両方に効果的で、忍容性も良好だった。有害事象の発生率は低く許容範囲内であり、忍容性は良好だった。1日1回のトリファロテン単剤療法は、良好な臨床効果、安全性、および忍容性と関連していた。低濃度のトリファロテンは、体幹などの広い皮膚領域での使用に適していた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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