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アンチエイジング化粧品市場好調のキーワードは「肌再生」

株式会社総合企画センター大阪(大阪市西区)は11月21日、アンチエイジング化粧品の市場分析調査結果の概要を公表した。それによると、2012年度のアンチエイジング化粧品市場は、消費マインドの回復により、前年度比2.0%増の2,236.5億円で2011年度のマイナス成長から一転して増加推移した。2013年度についても、引き続き景気回復傾向が続き、肌再生を謳う幹細胞コスメのような先鋭的な高機能化粧品が同市場を牽引するとみられ、前年度比1.9%増で成長基調を維持する見通し、とまとめている。

調査結果によると、市場活性化の要因には、新効能として認可された“乾燥による小ジワを目立たなくする”ことを謳った製品や幹細胞コスメをはじめとする“肌再生”を謳った製品が急増していることがあげられる。価格帯別では、「B.A」(ポーラ)などの最高級ブランドが好調で、高価格帯がプラス成長に転じている。また、中価格帯でも「エリクシール シュペリエル(ホワイト) デーケアレボリューション」(資生堂)のようなヒット商品の誕生で前年度実績をクリアした。一方、低価格帯の伸長率は中・高価格 帯商品の需要が高まったことで鈍化している。アプローチ別では、“肌再生”を謳った製品の急増で、菲薄化ケアが高伸長している。

同社は調査結果から、2013年度も成長基調を維持し、具体的には、肌再生を謳った表皮細胞や真皮細胞にまでアプローチする幹細胞コスメに引き続き注目が集まると予測している。

 

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