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5歳時の血液検査で将来の肥満予測

英国のサウサンプトン大学、エクセター大学、プリマス大学の共同研究により、幼児の簡単な血液検査で将来の肥満レベルを予測できることが3月25日、サウサンプトン大学のサイトに掲載された。

調査は、5歳児の血液から、体内で脂肪の蓄積を制御に関わるエピジェネティクス(DNAの変異)を調べることにより行われた。この結果、5歳時点で10%のDNAメチル化レベルは、14歳時点で体脂肪が12%多いことと関連していた。性別や運動量などとは関連がなかった。このことから研究者らは、5歳時点のテストで、将来の体脂肪率が高いか低いかを見分けができることを明らかにした。

研究者のGraham Burdge博士は、将来の肥満危険度が予測されることで、子供の食事による早期の対策、つまり肥満の早期予防が可能としている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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