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英語が話せると、認知症を防げるかも

2カ国語を話す「バイリンガル」は、認知能力に良い影響を与えることは知られている。また、この影響は年をとってからの認知症発症を抑制することも示唆されている。第2外国語取得と認知機能についての長期試験の結果が6月2日、「Annals of Neurology」に掲載された。

英国エジンバラ大学のThomas H. Bak医師らは、最初のテストを1947年時点で11歳の853人を対象に行い、その後2008年、2010年に追跡調査を実施した。その結果、バイリンガルでは基本的な認知能力が高く、その影響は一般的な知識能力と読解能力にも及んでいることがわかった。

研究者らは「生まれながらのバイリンガルだけではなく、成人になってから第2言語を獲得した人たちも含め、老齢期の認知機能にも良い影響を与え続けることが示唆された」と話している。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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