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あなたは大丈夫? 仕事中毒になりやすい3つのタイプ

日本人の働きすぎは世界的にも有名だが、ノルウェーでも労働者の8.3%が健康上の問題になるほどの仕事中毒だという調査結果が8月14日、ノルウェーのベルゲン大学から発表された。詳細な内容は「PLOS One」に8月13日、掲載された。

Cecilie Schou Andreassen氏らにより開発された「ベルゲン仕事中毒スケール」の測定によると、以下の7つの項目に当てはまるものが4つ以上あれば「仕事中毒」とのこと。

1.どうしたらもっと仕事に時間をさけるか考える

2.予定時間よりはるかに多くの時間を仕事に費やす

3.罪悪感や不安、無気力感やうつ気分をなくすために働く

4.周りの人からは、仕事を減らすように言われる

5.仕事を禁止されたらストレスになる

6.趣味、レジャー、スポーツなどより仕事が大事

7.からだをこわすまで働くことがある

8.3%の「仕事中毒者」に男女差、教育レベル、結婚の有無、正規雇用かどうかは関係なく、若い労働者の方が過労傾向にあるという。また、以下の3つの性格は仕事中毒になりやすいタイプだという。

・「マザー・テレサ」タイプ:一般的に利他的、でおとなしくて従順

・「ウッディ・アレン」タイプ:一般的に神経質、頑固で衝動的

・「コロンブス」タイプ:新しもの好き、独創的で行動指向型

日本での過労による健康被害の実態がわかる、厚生労働省発表の「平成25年度の脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」では、脳・心臓疾患に関する請求・支給は減少傾向にあるものの、精神障害の労災請求件数は1409件で過去最高となっている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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