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仏大手香料メーカーRobertet、米NJ州に技術開発拠点

仏大手香料メーカー Robertet(ロベルト)は、9月25日、米ニュージャージー州のマウントオリーブに香料・成分開発事業本部を完成させたと発表した。新しい開発センターは、天然成分への関心が高まる消費者の動向と米国のフレグランスメーカーの需要に迅速に対応するための戦略と位置づけしている。

同社はマウントオリーブのイノベーションセンターに2千万ドルを投じて、生産能力の拡大、検査能力の強化、自動化のレベル増加を図った。ロベルトUSAのロバート·M·ワインスタイン社長兼最高執行責任者(COO)は、「将来を見据えて構築した新施設ではハイテクサポートと科学的研究に支えられて、更なる創造性を生み出し、すべての米国での事業を成長させると同時にグローバルなクライアントにより効果的なサービスを提供したい」とコメントしている。

フランスのグラースで1850年に創業された Robertet(ロベルト)は4世代にわたり家族経営を継承。香料業界のグローバルプレイヤーとしてトップ10にランクインすると言われている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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