酵素「エンザミン」メタボリックシンドロームへの有用性を論文発表

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2014.10.14

編集部

株式会社エンザミン研究所(大阪府大阪市北区)は、近畿大学名誉教授の松尾理先生らの研究により、健康食品に使用されている酵素「エンザミン」にメタボリックシンドロームに対する有用性が確認され、英国ケンブリッジ大学出版「Journal of Nutritional Science」に論文を掲載された、と10月10日に発表した。

「エンザミン」は健康商品に使用されている酵素で、2型糖尿病、高血圧、血栓性疾患に対して予防的な効果があることがすでに証明されている。今回の研究は、肥満マウスにエンザミンを投与したところ、以下の効果が確認された。
・脂質及び糖代謝異常の改善
・脂肪組織におけるアディポサイトカイン(脂肪細胞から産生・分泌される生理活性物質)の分泌障害の改善
・脂肪組織における酸化ストレスの抑制
・脂肪組織における白血球の一種であるマクロファージ浸潤の抑制
・マクロファージにおける炎症反応の抑制

これらの結果から、エンザミン投与は、肥満マウスにおいて脂肪組織の
TNF-α(グラフa)、MCP-1、IL-6、PAI-1のmRNA値と血清TNF-α値(グラフb)を抑制し、血清アディポネクチン(善玉アディポサイトカイン)値(グラフc)を増加させた。これは肥満マウスのアディポサイトカイン産生障害を改善することを示唆していることから、メタボリックシンドロームへの効果を確認した、としている。
エンザミン

参考リンク
株式会社エンザミン研究所

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