米国皮膚科学会（AAD）は10月7日、ピアスの穴を開けた時の注意点について同学会のサイトに掲載した。皮膚科専門医によるピアスの穴のケア方法は動画サイトYoutubeでも公開中。
耳へのピアスは、そのほかのボディーピアスと比較して安全性が高く、一般的である。しかし、「新しく開けたピアスの穴は創傷であり、感染しやすいため、適切なケアを必要とする」とAAD認定の皮膚科専門医Elizabeth S. Martin氏は注意を促す。低刺激性のピアスを使用し常に清潔を保つこと、また、穴あけは専門医に任せること。
そして以下の5点をアドバイスとして挙げた：
1. 新しく開けたピアスの穴をさわる前には手を洗う
2. 穴を開けた後は6週間以上ピアスをつけたままにする（寝ている間も）
3. 耳を1日1回以上石鹸で洗う
4. ピアスを毎日何度か回して、新しい穴との癒着を防ぐ
5. 穴の周りを消毒用アルコールで1日2回拭く。必要なら穴の部分にワセリンを薄くぬる
耳が赤くなったり、ピアスの穴から黄色の液体が沁み出たりした場合は、感染の可能性があるため、専門医への受診を勧めている。
