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有名なダイエット法を医学的に比較すると…

米ジョン・ホプキンス大学の研究者らが、市販の減量プログラムの有効性を医学的に調査した結果が4月6日、「Annals of Internal Medicine」に掲載された。

対象は市販の減量プログラムを12週間以上実験した無作為化比較試験39件と、12カ月以上のケースシリーズと呼ばれる臨床研究6件とし、これらの結果をシステマティック・レビューで評価した。

減量プログラム12カ月の結果は、食品にポイントをつけて管理する「ウェイト・ウォッチャーズ(Weight Watchers)」で2.6%の減量を達成。オーストラリア発祥の「ジェニー・クレイグ(Jenny Craig)」では4.9%、ダイエットミールの宅配で有名な「ニュートリシステム(Nutrisystem)」で3.8%、「低カロリー食プログラム(例:Health Management Resources、Medifast、OPTIFAST)」では4.0%、「ローカーボダイエット(低炭水化物、アトキンスダイエット)」では0.1-2.9%だった。その他のプログラムでは効果は限定的、または副作用や悪影響が見られた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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