魚をよく食べる人はうつ病にかかりにくい
2015.09.16
国際部
魚を良く食べる人はうつ病になりにくいという研究成果が9月10日、「Journalof Epidemiol & Community Health」オンライン版に掲載された。
中国の研究者らによるこの検討は、26件の研究(総参加者数15万278人)を対象にメタ分析で実行された。その結果、魚の消費量最低レベルの人に比べ、最高レベルの人のうつ病の相対リスクは0.83で、約20%低減した。同様の結果は、コホート研究や横断的研究でも見られた。研究者らは、魚を良く食べる人でうつ病リスクを減らせる可能性があると示唆している。