健康問題で風邪の次ぎに不眠症がランクイン
2015.11.17
国際部
風邪にかかる人は多いが、不眠症に悩まされる人も多いようだ。ドイツに拠点を置くマーケティングリサーチ会社GfKは、健康上の問題について世界22地域で2015年夏、27,000人以上の人(15歳以上)を対象に過去12ヶ月にかかった病気や健康上の問題についてオンライン調査を実施した。その結果、健康問題の第一位は風邪で咳、喉の痛み、流感、インフルエンザなどを含めて51%の人が悩まされた。第2位の健康問題は不眠(27%)、第3位は筋肉や関節の痛み(25%)、第4位は体重の問題(21%)、第5位は片頭痛または重度の頭痛(21%)だった。
調査を実施したのはアルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ共和国、フランス、ドイツ、香港、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ポーランド、ロシア、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、イギリス、アメリカの22地域。
地域別にみると、風邪に悩まされた人が最も多いのはチェコ共和国(67%)で、次いでロシア(62%)だった。アメリカと日本は最も少なく39%が風邪と答えた。不眠症に悩まされる人が一番多いのはスウェーデン(41%)で、チェコ共和国とトルコ(40%)が次いだ。調査対象国中、日本の国民は最も睡眠が取れているようで、不眠を訴えた人はわずか13%だった。
男性と女性を比較すると不眠に悩まされる人は女性の方が多いようで、男性のトップ5にランクインした胸焼けや胃酸過多は女性では低かった。