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減量のための動機付け面接、1年後に有意な効果示す

通常の栄養心理教育に動機付け面接の追加で減量効果が期待できることが9月7日、「Eating and Weight Disorders」オンラインに掲載された。

減量のための動機付け面接による減量介入法はプライマリケアで注目されている。今回の研究では、動機付け面接と栄養心理教育を組み合わせた減量介入の長期転帰を調査。過体重または肥満成人31人を対象に、医療助手(medical assistant)によってプライマリケアで提供される3カ月の組み合わせ減量介入を実施した。介入終了後の1年間での体重、血圧、およびうつ病有病率を評価した。

その結果、参加者の平均BMIには大幅な低下がみられた。参加者の約3分の1(34.8%)が5%以上の体重減少を維持していた。また、拡張期血圧、安静時心拍数、うつ症状の有意な減少が確認されたが、収縮期血圧や腰囲に変化はなかった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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