サンスター、美しく若々しい髪に導く新ヘアケア技術を開発
2016.01.19
編集部
サンスター株式会社(大阪府高槻市)のサンスターグループ ヘルス&ビューティーカンパニーは、椙山女学園大学 生活科学部(愛知県名古屋市)の上甲恭平教授の協力のもと、加齢とともに衰える髪質をケアする研究に取り組んできた結果、毛髪内の亜鉛と髪質(ハリコシ)との関係が明らかになり、亜鉛を毛髪に浸透させることで、衰えた髪質を回復する新しいヘアケア技術の開発に成功した。
同社はまず、加齢とともに毛髪のハリコシが衰える原因は、毛髪の内部の構造が変化するためではないかと考え、様々な調査を行った。その結果、40代以降では毛髪内の亜鉛が減少することが報告されていた。
さらに、上甲教授は亜鉛が羊毛の細胞膜複合体(CMC)に多く存在していることを報告している。そこで、同社はこれらの知見に着目し、加齢とともにハリコシが低下するのは、毛髪のCMCに含まれる亜鉛が加齢により減少しているためではないかと考え、上甲教授と研究を開始した。
今後、今回の研究成果を活かして、いつまでも美しく、若々しい毛髪を保つヘアケア製品の開発を進めていく。そして、髪の健康を考え、健康な髪が持つ美しさを追求していくとしている。
- 参考リンク
- サンスター株式会社