「ブルーライト」は肌にも悪影響

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2016.02.16

編集部

ブルーライトとは、可視光線の中で400nm~500nmの波長の青く見える光のことを指し、現代では、LEDを使用した電子機器をはじめ、スマートフォンやPC、テレビなどからも検出されている。

最新の研究でブルーライトは、表皮と真皮を浸透して肌の深部にまで至り、紫外線(UVB)よりも鮮明な色素沈着を引き起こし、さらに415nmのブルーライトによって生じた色素沈着は、UVBによって生じたものよりも消えにくいという事実が判明し、大きな話題を呼んでいる。

評価グラフ

可視光線

 

 

 

 

ブルーライトの色素沈着に関する実験では、以下の3つの研究結果が出た。
1.ブルーライトは、照射1時間以内に、”即時的”な肌の変色を引き起こす。
2.照射終了の3週間後までも残る色素沈着を引き起こす。
3.高いエネルギーのブルーライトほど、肌の変色も濃くなる。

ブルーライト

浸透度

 

 

 

 

また、ブルーライト(415nm)とUVB照射の比較実験では以下の2点の事実が明らかになった。(ブルーライトには真夏3時間分の太陽光に相当する1平方センチ当たり87.5ジュールの光を用いた)

1.ブルーライトによって、鮮明な色素沈着が引き起こされうる。
2.ブルーライトによる色素沈着は3カ月以上持続する可能性がある。

ブルーライトによって日焼けと同じような現象が発生するという事実が分かり、これからは、日焼け対策だけではなく、ブルーライトを発し、今や日常生活に欠かせない”スマホ焼け”対策にも注目が集まりそうだ。

日本ロレアル株式会社(東京都新宿区)のブランド、ランコムでは、2月17日に紫外線だけではなく、ブルーライトからも肌を守る新メイクアップベース「UV エクスペール XL CCC」(税込6,264円)を発売。全4色あり、自分の肌にぴったりの色を選ぶことができる。

参考リンク
ランコム UV エクスペール XL CCC

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