高い体脂肪率は死亡リスクに関連
2016.03.11
国際部
低いBMIと高い体脂肪率が死亡率と関連していたという研究結果が3月8日、「Annals of Internal Medicine」オンライン版に掲載された。
これまでの研究ではBMIが上昇すると生存率が改善されることが分かっていたが、体脂肪率との関係は明らかではなかった。カナダのマニトバ州で実施された今回の研究はこの3つの関連を検討することにした。骨密度(BMD)測定を受けにきた40歳以上の成人を対象とした。
最終的に、4万9476人の女性(年齢中央値63.5歳、BMI27.0 kg/m2、体脂肪率32.1%)と4944人の男性(年齢中央値65.5歳、BMI27.4 kg/m2、体脂肪率29.5%)からのデータを得た。男女どちらも、低いBMIと高い体脂肪率は高い死亡率と関連していた。