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弟か妹がいない子どもは肥満リスク3倍

小学1年生になるまでに弟か妹ができると、肥満のリスクが低下するかもしれないという研究成果が、3月11日にアメリカのミシガン大学プレスリリースに発表された。研究の詳細は「Pediatrics」4月号に掲載される。

小児科医師で論文の主著者Julie Lumeng博士らによる研究では、アメリカ全土から697人の子どもを対象に、子供らのBMIを追跡調査したもの。弟妹ができた子どもに比べた、弟妹のない子供の肥満リスクは3倍だった。

弟妹ができることと肥満リスクの低下の関連はよくわかってはいないが、研究者らは3歳時の食習慣はその後の食習慣に影響することと、弟妹の存在により活動的になるという可能性も示唆している。

また、弟妹を持つことが食事時間や身体行動に変化を与える可能性を研究する必要性があり、家族と子どもたちの健康支援のための新たな戦略作りに役立つ可能性があると述べている。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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