概要
およそ35億年前に地球上に誕生した最初の遺伝子を持った生命体で、地球上で唯一アメリカ・オレゴン州南部のアッパー・クラマス湖に生息する天然藻。スピルリナやクロレラなど、池で生育するほかの藻類と違い、完全な自然環境の中で自生している希少な植物。学名を「アファニゾメノン・フロス・アクアエ」（ギリシャ語で「目に見えない水の中の花」の意）といい、その頭文字をとって「AFA」とも呼ばれる。人間が生命維持のために必要な栄養素をもれなく含有し、そのバランスが理想値に近いため、NASAで宇宙食としての利用も研究されている。
美容へのアプローチ
広範にわたるビタミンおよび有機ミネラル、タンパク質、アミノ酸など、体内に必要な栄養素をすべて含有しており、さらにそのバランスが人体に必要とされる理想値に近いため、高い体内吸収率および同化率が期待できる。とくにオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが良いところが昨今注目を集めている。加えて、抗酸化特性に恵まれたクロロフィルやアスタキサンチンなども含んでおり、高いアンチエイジングケア効果が期待できる。植物性で唯一ビタミンB12を含んでおり、貧血改善にも役立つなど、欧米では長く健康素材として愛用されている。
