慢性的な不調に対しては「デトックス+酵素」
2017.03.30
編集部
株式会社メタボリック(東京都渋谷区)の「“酵素”と“酵母”を知るメディアセミナー」が29日、都内で開催され、講師のM’sクリニック南麻布院長の伊藤まゆ氏は、慢性的な不調に対して、「デトックス+酵素」により体の中の巡りを改善することが重要だと強調し、管理栄養士の白石香代子氏は、ビタミンB群を豊富に含む酵母を摂取することを勧めた。
伊藤氏によると、肌の衰え、しわ、しみなどの美容の悩みで来院する患者は、問診の結果、慢性不調を抱えているケースが多いという。特に20~30代女性が感じている不調として、「だるい・疲れが取れない」が最も多く、次いで「イライラする」といった精神的症状が多い。
伊藤氏は消化器外科での臨床経験を通じて、「内臓が悪いと肌などの表面の状態も悪くなることが多い」ことがわかり、表面的な部分だけを治すだけでは、本質的な治療につながらず、「体の代謝による巡りをきちんとすることが大切」だとした。
そこで、デトックスと解毒が重要になるが、単純に排出することだけに気を取られてもうまくいかない。「せっかくキレイにしたら、それを維持していかなければならない」(伊藤氏)として、デトックスに酵素をプラスすることを勧めた。
酵素をより活性化させるためには、体内では作ることができない「補酵素」を摂取することが必要と指摘。酵素は、自然の食物を発酵させてつくった食品に豊富に含まれている。そこで、「ビタミンB群を豊富に含む酵母を摂取することで、補酵素を効率よく摂取できる」(白石氏)として、味噌、醤油などを挙げた。
デトックスプラスの考え方は、酵素だけにとどまらない。デトックスがうまくいかない原因の一つに、「日常生活の問題」(伊藤氏)を挙げた。「自分の好きなことをしたり、一日家でゴロゴロするなどもプラスの部分になる。例えばダイエットをするにしても、あれもこれも食べてはダメとしてはいけない。“ダメダメ”では心にストレスをためてしまう」(同氏)として、心理的負担の蓄積が体の不調や美容の悩みにつながると指摘した。
同社では、代謝を整えながら酵素×酵母の力でダイエットをサポートする「イースト×エンザイム ダイエット クリーンプラス」(税抜き1,650円)を展開している。従来の酵素×酵母×キャンドルブッシュに加えて、コーンシルク、メリロート、ヒハツを配合したもので、女性にうれしい体のめぐりに注目した製品となっている。
- 参考リンク
- 株式会社メタボリック