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男性型脱毛症の治療薬3種を比較

男性の男性型脱毛症(AGA)治療におけるミノキシジル、デュタステリド、フィナステリドの相対的有効性をネットワークメタ解析で検討した結果が2月2日、「JAMA Dermatology」オンラインに掲載された。

今回の研究では、論文データベースのPubMedを検索し848件の文献を特定。うち23件を定量分析の対象とした。患者の平均年齢は、22.8~41.8歳の範囲だった。

その結果、24週時の総毛髪数の最大の増加は、0.5mg/日のデュタステリドで見られ、1mg/日のフィナステリドおよび内服、外用液問わずミノキシジルよりも有意に効果的だった。24週時の硬毛数の最大の増加はミノキシジル5mg/日で見られ、同剤の0.25mg/日と外用液およびフィナステリド1mg/日より有意に効果的だった。48週時の総毛髪数の最大の増加はフィナステリド5mg/日で見られ、ミノキシジル外用液より有意に効果的だった。48週時の硬毛数の最大の増加はフィナステリド1mg/日で見られ、ミノキシジル外用液より有意に効果的だった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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