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パンデミック中にフェイス、リップクリームの使用増

新型コロナ感染症のパンデミックまたはロックダウン中に観察された皮膚の衛生管理および肌への美容実践への影響を評価した結果が3月3日、「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載された。

今回の研究では、ネパールで実施された新型コロナウイルス感染症パンデミックによる自己隔離やロックダウン中にソーシャルメディアを使用している女性ユーザー300人を対象に、衛生と美容の実践に関するスキンケアルーチンを評価した。データの収集には自己記入式質問票を使用し、手洗い、手指消毒剤の使用、入浴、洗髪、およびパンデミック前およびパンデミック中の特定の化粧品の使用などの衛生慣行に回答してもらった。

その結果、パンデミックの間、帰宅後の手洗いや他の人との握手は、パンデミック以前と比較して増加していた。手指消毒剤を使用する頻度も増加していた。脱毛と美容院への訪問頻度は統計的に有意に減少していた。化粧品の使用量は少なくなり、フェイスクリームやリップクリームの使用量は多くなった。回答者の半数以上はパンデミックが終わったら、パンデミック前のルーチンに戻りたいと答えた。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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