フランスのロレアルグループは、19日、2022年第１四半期の売上高は前年同期比13.5％増の90.6億ユーロだったと発表した。グループはプレミアム化と革新戦略を追求し、すべての地域と部門で販売数と販売価値で力強い成長を記録した。
世界の美容市場では成長基調が続き、消費者の購買行動はインフレの影響をあまり受けていない結果となった。北米市場の目覚ましい成長の継続、中国本土での2桁の成長、新興市場での成長加速により当期のグループの売上高はバランスが取れた。オムニチャネル戦略を最大限に活用し、オフライン販売が堅調に復活したが、eコマースは快調で売上の25.8％を占める結果となった。
ロレアルグループの最高経営責任者であるニコラ・イエロニムス氏は、発表文の中で「世界中のチームのたゆまぬ努力のおかげで、私たちは最先端のイノベーションと投資を活用してブランドの成長を促進し、今後のブランドの望ましさを高めるという戦略を追求していきます」などとコメントしている。
