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周産期の女性と幼児の化粧品使用ガイドライン

妊娠中および授乳中の女性と幼児における化粧品の使用に関するガイドライン作成を検討した研究結果が12月8日、「Journal of Midwifery & Women’s Health」オンラインに掲載された。

フランスで毎日使用される化粧品の平均数は、妊婦では18個、3歳未満の子供がでは3個だった。これまでの研究で、化粧品の使用は、非使用者よりも尿中のフェノール、パラベン、可塑剤、およびフェノキシエタノールのレベルが高いことに関連していた。

今回の研究では、妊娠中および授乳中の女性と幼児における化粧品の使用と健康への影響に焦点を当てた文献レビューを実施。 レビュー結果に基づき、医療専門家が患者に以下の情報を提供した:(1) 周産期および子供の間ですべての化粧品の使用数と頻度および使用量を減らす。 (2) 成分リストが短く、シンプルで無香料、また洗い流しやすい製品を選ぶ。 (3) 子供の場合は、工業用ワイプ(ふき取り用製品)を避け、水を中心に必要に応じて適切な石鹸を使用する。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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