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サプリメント摂取での救急受診多い

アメリカではサプリメントの摂取による救急受診を調査した報告が10月16日、「New England Journal of Medicine」オンライン版に掲載された。

「サプリメント大国」アメリカでも、サプリメントの有害作用についてのデータは不十分。今回は2004-13年の救急受診のデータをもとに、サプリメント関連での受診状況を調査した。

その結果、1年当たり2万3005件の受診がサプリメント関連と推定された。患者は20-34歳の若年層と小児に多かった。保護者の管理下にない小児のサプリメント摂取を除けば、ハーブ系製品と微量栄養素を含む栄養補助製品での有害事象が多かった。効果別では、減量用と体力増強用サプリで多かった。症状は、若年層では動悸、胸痛、頻拍が、高齢層では錠剤などによる窒息、嚥下障害、咽頭異物感が多かった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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