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人はジャンクフードで太るのではない

ジャンクフードは肥満の原因ではないようだという研究結果が11月5日、コーネル大学食品・ブランド研究所(Cornell Food & Brand Lab)から発表された。

アメリカで肥満の原因、犯人として考えられている清涼飲料、菓子、ファストフードなどは実際には肥満の直接の原因ではないという。「チョコレートバーやチーズバーガーをコーラで流し込むような食事」は栄養の面で推奨できないものの、肥満の主な原因である可能性は高くはないと同研究所のDavid Just博士、Brian Wansink博士などは述べている。

今回の研究では、病的な肥満と過小体重のグループ以外の人(95%以上)では、菓子やジャンクフードの摂取量とBMIには関連は見られなかった。このことから、特定の食品を悪者扱いすることが肥満の抑制にはならないことが示唆された。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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