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ボトックス注射で感情がなくなるは本当だった

ボトックス注射の後で顔の表情がなくなるのは、表情筋への副作用ではなく、感情表現をつかさどる部分への刺激が少なくなるからという仮説の検証が「Toxicon」オンライン版に掲載された。詳細は8月号に掲載の予定。

感情を惹起するプロセスにおける、顔面へのボツリヌス毒素A(BTX)注射の効果を検討。ボツリヌス注射は感情惹起のプロセスに干渉し、感情の起伏または中性刺激を少なくするという仮説の大部分が確認された。ボツリヌス注射使用者は、感情を表す文章や顔の表情がわずかで、感情過多もしくはあいまいさはなく、注射後はさらに感情がみられなくなったと評価された。さらに、時間制約があった場合は、より感情表現に時間がかかった。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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