資生堂、東京海上日動の男性社員向けスキンケアセミナーを開催
2018.07.4
編集部
資生堂ジャパン株式会社(東京都港区)は7月3日、東京海上日動火災保険株式会社(東京都千代田区)の若手男性社員向けに、男性の正しいスキンケア方法を学んでもらう「肌マネジメント研修by uno~グローバルビジネスと肌マネジメントの意外な関係~」を実施した。
東京海上日動での研修は、本社の様々な部署で働く若手男性社員約80名を中心に、約1時間にわたり実施された。
冒頭に、長岡岳氏(東京海上日動 企業営業開発部 日系グローバル推進室 グローバル営業グループ 課長)が登壇し、研修の趣旨や概要を説明。その中で、参加者に向けて「この研修を通じて、グローバルに活躍するための外見のマネジメントの効用や手法の情報を得てほしい」と語り、この研修を通じて身だしなみがブラッシュアップすることへの期待感を伝えた。
次に、研修の第1部の講師として、資生堂の行定良太氏(パーソナルマーケティング部 マーケティングダイレクター)が登壇。「世界のビジネスシーンで一般化する肌マネジメント」と題したレクチャーを行った。
その中で、行定氏は、世界のビジネスパーソンの間では、身だしなみとしてスキンケアや肌マネジメントをすることが一般化している一方、日本のビジネスパーソンは、スキンケアへの意識や実践度は最下位で、後れを取っているという調査結果を紹介。特に、中国などアジア各国はスキンケア意識や実践度が高いことから、ビジネスで優位性を保つために、肌の手入れが必要な時代であると語った。
そのほかにも、肌が人の印象に影響を与えるという資生堂の調査結果も紹介し、「世界で活躍するために、肌は武器になる」と強調。肌には日頃の生活習慣や内面が表れやすいため、肌がきれいな人=肌マネジメントができている人は自己管理ができる印象を与え、好感を持たれやすいと説明し、これからのビジネスマン、特に世界を舞台に活躍する人には「美ジネスマン」を目指して欲しいと語った。
研修の第2部には、資生堂の河村暁子氏(CSR・コミュニケーション部ライフクオリティー事業グループ)が登壇し、具体的なスキンケアについてのレクチャー。そこでは、男性の肌はひげ剃りによる肌あれを起こしやすいこと、また、皮脂量が女性の2倍以上と多く、年齢を重ねてもその量が減らず、酸化した皮脂が体臭につながるなどの注意点を指摘した。
こういった男性の肌の課題を解決するスキンケア方法として、泡洗顔により毛穴の皮脂や汚れを洗い流し、保湿剤で肌に潤いの膜を作る2ステップを紹介。丁寧な洗顔と保湿は、老化の防止につながることを伝えた。
研修の最後には、スキンケアを自分で実践できるように、実技指導を行った。洗顔料の泡立ての体験や、肌あれやニキビ予防に対応したオールインワンジェル『uno UVパーフェクションジェル』を使って肌の保湿を体験してもらった。
中には、慣れない手つきの人もいたが、「顔の中心から外側に向かって、顔全体にまんべんなく伸ばす」、「日焼けする首にも伸ばす」、「Tゾーン(額、鼻)を叩き、Uゾーン(フェイスライン)には手のひらで優しく押し込む」といったアドバイスに従ってジェルを伸ばし、スキンケアを楽しんでいる様子だった。
参加者からは、「さわやかな香りが楽しめ、スキンケアすることで毎朝気分よく出社できそう」「すっきりとして心地よい肌になった」と感想の声が聞かれ、仕事へのモチベーションの向上につながる、意義のある研修になったようだ。
- 参考リンク
- 資生堂グループ