週3回以上のハンバーガー、喘息と関連

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2018.07.10

国際部

ファストフードの消費は、喘息または他のアレルギー疾患に関連しているという調査結果が7月4日、「Respirology」オンラインに掲載された。

中国Sichuan Universityの研究者らは、ファストフードと喘息などのアレルギー疾患との関連を調査した。2018年2月までに発表された論文データベースから、16件の研究(横断研究13件および症例対照研究3件)を分析対象とした。

その結果、ファストフードの消費量は、喘息(オッズ比1.58)、重度の喘息(同1.34)、喘息既往(同1.21)、喘鳴(同1.34)、喘鳴既往(同1.65)と有意に関連していた。また、医師が診断したアレルギー性鼻炎(同1.43)、重度の湿疹(同1.51)、重度の鼻結膜炎(同1.54)と関連した。ハンバーガーの摂取量は、喘息(同1.59)、重症喘息(同1.34)、喘息既往(同1.47)、重篤な鼻結膜炎(同1.54)、重篤な鼻結膜炎(同1.21)と関連した。週1~2回と比べ、週に3回以上のファストフード、特にハンバーガーの摂取は喘息と関連していた。研究者らは、今後は縦断的および介入的研究でさらに検証する必要があると述べている。

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