コティの最高経営責任者Camillo Pane氏辞任
2018.11.15
国際部
化粧品大手のコティは、12日、最高経営責任者(CEO)のCamillo Pane氏の辞任を発表し、後任に世界最大手のコーヒー会社ジェイコブズ・ダウ・エグバーツの前CEOであったPierre Laubies氏を任命した。
同社が2016年プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の40以上のビューティブランドを買収した後、 Pane氏がCEOに就任して経営立て直しを図りラグジュアリー部門およびプロフェッショナル部門のビジネス成長を成功させた。ただ、「カバーガール」、「マックスファクター」、「ウエラ」などを展開するコンシューマービューティー部門の業績低迷が続いていた。
11月7日に同社が発表した2019年の第1四半期(2018年7月〜9月)の売上高は前年同期比9%減の20億3130万ドルだった。セグメント別の売上高をみると、ラグジュアリー部門は前年同期比3.7%増の7億9290万ドルだったが、コンシューマービューティ部門は前年同期比20.8%減の8億2880万ドルだった。